脱毛をしたいけれども家事や育児、仕事などが忙しくて脱毛サロンやクリニックに通う時間を確保できないという人もいるでしょう。
やはり脱毛サロンや脱毛クリニックで行う脱毛には劣ってしまいますが、自宅でもムダ毛をきれいに処理をすることは不可能ではありません。
そこで今回は、自宅でも気軽にできるおすすめの脱毛方法が3つあるのでご紹介します。
脱毛クリーム・スプレーは金銭的負担なく脱毛が可能
脱毛クリームや脱毛スプレーは、腕などムダ毛を処理したい部分にクリームを塗ったりスプレーをかけたりして数分待って拭くだけでムダ毛が溶けます。
処理の手間が少ないうえ、価格も2,000円程度で購入できるので、金銭的な負担も少ないでしょう。
ムダ毛を抜くのではなく溶かすことから、ムダ毛を抜いた時のように黒い部分もあまり目立ちません。
ただ、脱毛クリームやスプレーにはチオグリコール酸カルシウムという化学物質が含まれており、これによってムダ毛が溶けます。
この化学物質は肌のタンパク質も溶かしてしまうので、人によっては肌が被れてしまうことも少なくありません。
したがって、脱毛クリームやスプレーを利用する際は事前にパッチテストを必ず行うようにしましょう。
また、脱毛クリームやスプレーはあくまで根本からムダ毛を抜くというわけではないので、2週間~1ヶ月程度経つと元の状態に戻ってしまいます。
そのため、定期的にお手入れをする必要があります。それに加え、VIOや顔など皮膚が薄い部位には使用できないので注意が必要です。
脱毛ワックスは急ぎの処理が必要な時に便利
脱毛ワックスはブラジリアンワックスと言われることも多く、ワックスを温めて脱毛したい部位に塗り、数分待ってワックスが固まったらはがすことで脱毛することができます。
ちなみに脱毛ワックスはムダ毛だけでなく角質や産毛の処理にも使えます。
すぐに脱毛することができることから、次の日にプールや海へ行くなど急いで脱毛をしなければいけない場面でも便利でしょう。
1,000円~5,000円程度で購入できるので価格帯もお手頃です。
ただ、脱毛ワックスはワックスをはがす時にムダ毛が引っ張られ、ワックスが一気にはがれるのでとにかく痛いと良く言われます。
VIOなど皮膚が薄い部位だと特に痛みが強いのでワックス脱毛をする際は痛みに対する覚悟が必要です。
それに毛穴の中に毛が埋もれる埋没毛ができてしまう可能性もあるので、脱毛ワックスは長期間使用しない方が良いでしょう。
家庭用脱毛器は家族みんなで使える
自宅で脱毛する方法として定番の方法が家庭用脱毛器でしょう。
光を照射して脱毛を行うので、これまで紹介した方法よりもきれいにムダ毛の処理をすることができます。
痛みは脱毛サロンで行う脱毛よりも軽い程度です。
そのため、大人はもちろんお子様の脱毛も家で済ませることができ、特にバレエや新体操などを習っているお子様がいるなら親子で脱毛をするのも良いでしょう。
価格帯はものによりますが、安いものだと1万円台、高価なものだと7万円程度です。
価格帯が高いものほど照射できるフラッシュが強くなるので、家でもしっかり効果が出るものを選びたいなら高めのものを選ぶのがおすすめです。
わたしがおすすめしている家庭用脱毛器は、『ケノン』です。別の記事でご紹介しています。
また、安いものだとフラッシュの調整が難しかったり壊れやすかったりするので、一時的に使いたいならまだしも、できるだけ長く使いたいなら安くても4万円程度のものを選ぶようにしましょう。
ちなみに家庭用脱毛器には本体交換式とカートリッジ式の2種類があります。
本体交換式は使用する度に照射できる光の出力が弱くなっていくので、ある程度使ったら本体ごと買い替えなければいけません。
それに対してカートリッジ式は本体ではなくカートリッジが消耗するので光の出力が弱くなってきたらカートリッジを買い替えるだけで済みます。
カートリッジの価格は大体5,000円程度です。
それに対して本体交換式は本体ごと買い替える必要があるので本体の価格も安めな傾向があります。
この点を考えるとカートリッジ式の方が長く使えると言えるでしょう。
また、カートリッジ式の場合、カートリッジ1個あたりで照射できる回数や照射面積が説明書などに書かれているので、購入する際には値段だけでなくこれらにも着目して購入してください。
自宅でも脱毛はできる!目的に合わせて脱毛方法を選ぼう
自宅でできる脱毛方法は様々です。
日常的にムダ毛を処理しておきたいと考えている人は家庭用脱毛器を使うのが肌への負担が最も少なくて良いでしょう。
それに対して急いでムダ毛を処理しなければいけない時には脱毛スプレーやクリームワックスを使うのがおすすめです。
脱毛の目的や予算に応じて自分に合った脱毛方法を選んでください。